酬恩庵一休寺  
境内案内 交通案内 拝観案内 おみやげ 食事 一休寺周辺の見どころ ひとやすみ
トップページ年中行事>一休寺薪能 
一休寺薪能 
一休寺では毎年9月中秋前後に、方丈において「薪能」を行っています。
 ※日程は年によってちがいます。お問い合わせください。

能の名人と言われた金春禅竹や音阿弥も一休から禅の教えを受けていたほど、一休は能楽に深い関わりを持っていました。ここが昔「薪能」という言葉も、ここが「薪村」という名の村だったことに由来しているとも言われています。

◆源氏供養
 
法印が石山寺の参詣の途中、里の女に呼び止められ、自分は石山寺にこもり源氏物語を書き上げたが、主人公の光源氏の供養をしなかったので成仏出来ないので、光源氏の供養と、私の法要をしてほしい、と頼まれた。

  その女は紫式部の霊だと知った法印は、石山寺で二人の供養をしていると、式部の霊が現れ、供養の布施の代わりにと、法印が望んだ舞を舞ったのであった。
 
◆二九十八
 
ある男、妻を授かりたいと清水の観世音の堂にこもると、「西門にたつ女を妻にせよ」とのお告げを受けたそうな。 さっそく西門に行ってみると、衣をかぶった女が立っていた。女の家は、室町の春日町。角から何軒目かと聞くと女は「にく」と答えると立ち去った。「にく」とは憎いのことか、いや、二九十八で、十八軒目のことかなのか・・・?訪ねてみると女がいるではないか。
喜んで家に連れて帰り、結婚の杯を交わした。 さあさあ、恥ずかしがらずに衣を取ってください。・・・さてご対面。
すると・・・!  
◆黒塚  
熊野の山伏の一行は、諸国行脚の途中、日も暮れ宿を求めていると、一件の庵を見つけた。山伏達は女主に頼んで、どうにか一晩泊めてもらうこととなった。 見慣れない「糸巻き機」に興味を持った山伏たちの頼みで、女主は糸巻きを使って見せた。女は人の世のはかなさ、辛さ、苦しさを嘆きながら糸を操った。

女主の様子を不審に感じて中を見てみると・・・そこには人の死骸が山と積まれていた。
やがて夜もふけたので焚き火をするため山へ薪をとりに行く、と言う。帰るまで決して私の部屋を見るな、と念をおし、女は庵を出て行った。  
鬼の住みかに違いない!と一行は逃げ出すのだが、それを知った女は鬼女の本性を現し、約束を破ったことを激しく非難し、襲い掛かってきた。
山伏達の必死の祈りに打ちのめされ、鬼の姿のまま恨みを残して消えていった。
鬼女となり現れた女は、約束通り薪の束をかついでいた。男たちが約束をもし破らなかったら、鬼女は果たして山伏たちをもてなし、無事帰してくれたのだろうか・・・。