世阿弥の娘婿として教育を受け、地味な芸風ながら音阿弥とならぶ能の名人でありました。
その昔、酬恩庵には一休さんから禅の教えを受けたいとねがう、多くの文化人が訪れていました。
金春禅竹も、謡や舞の技術を磨く一方で、一休を禅の師と仰いで修行をつみました。
そして能楽の中に「さび」の心を求め、仏教的・哲学的な独自の芸風をつくりあげた人です。
室町初期の能役者・能作者。
観阿弥のつくった能を基礎として、さらに能を優雅で芸術的なものに発展させた人です。金春禅竹の義理の父にあたる人です。